クロミッドとは?
クロミッドとは排卵誘発剤の1種であり、セキソビットという薬よりも効果の強い薬として使われています。セキソビットという排卵誘発剤の効果はそれほど強くはないのですが、その分副作用が殆ど現れてこないので軽い不妊症を治すのに使われます。逆にクロミッドという薬は効果が強いのですが、副作用も強く現れるようになってしまうので医師の指示をしっかりと聞くようにしていき決められた分の量を飲む様にしましょう。
クロミッドは排卵活動を促していき丈夫な卵子を作り出す事が出来る様になる薬ですから、不妊症に悩まされている女性に使われる薬とされています。副作用としては子宮の内膜が薄くなる・多児率が高くなるといった副作用が挙げられますが、一番危険な副作用は卵巣過剰刺激症候群だとされています。
卵巣過剰刺激症候群とは卵巣が腫れてしまうことで下腹部に痛みが生じてしまう症状の事を言い、クロミッドの副作用だと考えられています。もし、下腹部の辺りに強い痛みを感じるようであればクロミッドの副作用である卵巣過剰刺激症候群になってしまっているかもしれないので、すぐに医師に相談をする事にしましょう。
薬というには飲む人の体質によって効果の度合いが変わってしまうので、効能の強いクロミッドを飲んだ場合に効果がかなり強く出てしまいその結果、副作用が多く現れてきてしまうことがあります。しかし、副作用さえ起きなければ十分良い排卵誘発剤ですから、医師としっかり相談して使うようにしましょう。